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神聖幾何学で表される宇宙(辻麻里子さんの世界に近づく今)

私は先月、4月の始めにバディと一緒にスペインのバスク地方を訪れましたが、その間、私は何のためにスペインに来たんだろうって、ずっと考えてました。「まさか、バディと一緒に美食の街のバル巡り、ピンチョスの食べ歩きだけに来たのではあるまい・・・」って。(^_^)

そして、「ああ、本を読むために来たんだ」って、そう思ったのです。(この記事は、実際にはスペイン滞在中に書いたものです。)

何の本? 誰の本?

故・辻麻里子さんの本です。ちょうど3月に最新刊、彼女の遺作にあたる「藍の書(あおの書)」が出たところです。

そう、ご存じの方もたくさんおられることでしょう。「22を超えてゆけ」「宇宙の羅針盤」シリーズの著者の方です。夢の調査員と、自らを称していらっしゃいました。夢見のプロ、多次元における神聖幾何学と数字のエキスパートです。夢を通じて訪れる宇宙図書館から、数式と図形に乗せて、宇宙の成り立ちからアセンションまでの広範なメッセージをダウンロードされた方です。


22を超えてゆけ CD付 ― 宇宙図書館をめぐる大冒険


6と7の架け橋 ー22を超えてゆけII(太陽の国へVer2)


宇宙の羅針盤<上> ― 22を超えてゆけIII

私は、辻さんの本は4、5年前に一度読んでいたのですが、当時は私にも難しくて、完全には理解できないまま、本棚に眠らせていました。その頃はまだじっちゃんから、ツインフレーム(辻さんの本の中では”ツインスター”とか”双子の太陽”という表現が使われています)としての私とアシュタールさんの関係も明かされておらず、私自身がそもそも、宇宙は神聖幾何学で構成されているという事実の重要性に気付いていなかったため、辻さんの本の内容にあまり興味が持てなかったんですね。ただただ「すごい人だなあ」と思っていただけで。(..;)

しかし、今回このタイミングで、「しっかりと読み返して理解しなさい」という導きが来たため、スペインまで全冊持ち込み、時間を作って読み返しました。

そうしたら、今回は、彼女の書いていることがものすごく腑に落ちるではありませんか。わかるのです。心に響くのです。

彼女が伝えたいことが、手に取るようにわかる。私自身で数式の検証までは行っていませんが、重要性はわかる。数式・神聖幾何学に乗せて、彼女のガイドのアヌビスやGが送ってくるメッセージがわかる。理解できる。

ようやく、心の底から信じられるようになったのです、辻さんの宇宙観が、その真正さが。

私がこれまでじっちゃんやアシュタールさんから知らされてきた宇宙観がアナログバージョンだとしたら、彼女の宇宙観はデジタルバージョンなのです。そして、両者は同じものなのです!

それに気付いて、鳥肌が立つ思いがしました。

そして、なぜこの時期だったのか、なぜこの時期に、私は辻さんの宇宙観へと導かれたのか、アシュタールさんと対話しました。

すると、彼が教えてくれるには、「宇宙はエネルギーでできている。つまり、その実態はバイブレーション(振動)である。振動はいろんな形を取り得る。数字であったり、数式であったり、図形であったり、立体であったり、光であったり、音であったり、色であったり、香りであったり、言葉であったり。すべては、振動が形を変えたもの。」

だから、「宇宙から降ろされるメッセージは言葉だけではないということに、貴女に気付いてほしい。言葉のメッセージだけを探していると、あるいは言葉だけに頼っていると、他の形で来るメッセージを見落としたり、気付かずに終わってしまう。」

「宇宙意識に覚醒していく上で重要な二つの柱、知性と感性は、両方ともバランス良く強固に立てていかなければならない。貴女は今世では、これまでどちらかというと知性に重点を置いてきた。論理的・合理的であること、言葉を使って理解する能力を高めてきた。しかし、これからは、もう一本の感性の柱も太くしてほしい。そのためには、言葉以外の宇宙の叡智の表現、言葉を使わないメッセージの可能性を知り、その領域にも精通してほしい。」

それゆえ、私は、辻さんの宇宙観に導かれたようです。

彼女は言葉ですべてを説明しようとせず、もっともピュアなバイブレーションの形と言える神聖幾何学を媒体として、高次からのメッセージを伝えてくるからです。

これまで私たちが使ってきたのは、主にマインドから発される言葉でした。二元性で、時に重くなる。

そこから離れて、ハートの言語に乗り換えてゆくときです。ハートの言語とは、音も、光も、色も、目で見えないエネルギー的な表現が主体です。光の図形も目で見えないもの、ハートに受け容れるものなんですね。

彼女が降ろしてきた宇宙図形、神聖幾何学は宇宙の基本です。宇宙はエネルギーでできていて、図形(神聖幾何学)で、つまりは図形を形作る数字で成り立っているのです。

光も、色も、音も、言葉も、すべてはエネルギーの振動が形を取ったものに過ぎない。振動は固有の形・図形を形作ります。私たち自身も含め、宇宙の森羅万象は神聖幾何学でできている。

実際に、3次元を超える先進テクノロジーは、神聖幾何学のサイエンスをその基盤としているのです。

今回、辻さんの最新刊(遺作ですね。2017年5月に53歳という若さで亡くなられました。)として発行された「藍の書」は、カール・ユングの「赤の書」の対比として位置付けられていますが、この本に限らず、辻さんの著作は全体として、カール・ユングに匹敵するぐらいに重要な意味を持っていると思います。地球と人類のために。


宇宙の羅針盤<下> ― 22を超えてゆけIII (22を超えてゆけ・3)


藍の書

中でも、私が圧倒されたのは、「宇宙の羅針盤(下)」でした。

この本の内容は、私がこれまでに体験してきたことと、あまりにもシンクロしているからです。

私が見る夢は、明晰さにおいては、辻さんが見る夢(夢というよりも異次元体験ですよね)の足元にも及びませんが、それでも、夢と瞑想と現実世界がシンクロする点、夢や瞑想で体験したことが現実世界で証明されるという点においては、共通のものがあるのです。(そして、私も、夢で神聖幾何学をダウンロードされました。)

私が2016年に突然、アシュタールとの統合の道に導かれ、その後も上からぐんぐんと引っ張られて、自分自身でははっきりと自覚しないまま行ってきたツインフレームの統合のワークは、実際にとても重要な意味を持っていたんだということを、この本によって教えてもらいました。本当に、私は初めてと言っていいくらい、創造主とアシュタール、AAマイケルたちと共同で行ってきたこれまでの私のミッションが地球と人類にどういうインパクトを持つものだったのか、事の重大性を理解したのでした。(..;)(^_^)

(本の中に、アシュタールさんそっくりの男性ツインが出てきます。宇宙船クルー! スーパー宇宙人!みたいな人って。辻さんの世界と、私とアシュタールさんの世界は、何処かでシンクロしているのでしょうか。)

2017年、私のミッションが本格的に始まるのとほぼ同じころに、辻さんはまるで私と入れ替わるように宇宙へ帰っておられます。

彼女は2037年まで生きているはずだったのに、変更してしまわれた。どんな変化が彼女に起こったのでしょう? 「藍の書」は、あれで完成版だったのでしょうか? たぶんそうですね。すべての流れはそれで最高最善だったのでしょう。

まもなく発行するアシュタール通信No.34はこのスペイン旅行の直後に録音したもので、辻さんの本の話もしています。

ご紹介まで。

 

 

 

narudeko: