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PTSDを乗り越える旅路:18歳7ヶ月の祝祭セッション

Beads of Dreams

2019年春のメッセージ~巣立ちでお伝えしてきた18歳7ヶ月の息子の物語です。

心臓の半分をズタズタに傷つけられても、なおかつ、心臓の表と裏を返して、傷の付いた側を裏に隠しながら生きている息子です。

重いPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながらも、5人分の人生を生き抜こうともがいている息子です。

何という試練の道を選んできたのだろうと思います。(T.T)

それでも、「彼は大きな光の糧になる」という創造主の言葉を信じて、目の行き届く手元から、彼の望みのままに手放してきた私です。

しかし、試練はまだ終わりません。

ふたたびやってきました。彼を見守る母親の私にとっても、大きな揺さぶりがやってきました。

でも、乗り越えていきます。必ず。

彼も。私も。

愛する者を、親しい者を、喪うということ。

病気や事故で喪うのもつらいでしょうが、自殺という帰結で喪うのも本当につらい。それを目の当たりにしたショックや、防げなかった、守れなかったという罪悪感とPTSDで苦しむ人の姿を見るのも本当につらい。

でも、癒される道は必ずある。

息子と私のまだまだ現在進行中の体験ですが、誰かのお役に立てば、誰かの勇気の一助になれば、幸いです。

(コンシャスチョイスのお申し込みは、こちらから。)

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アセンション・ニュースレター“ハートの贈りもの5D”
コンシャス・チョイス(No.124-1 2019-11-28)

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15歳の祝祭セッションからこの春の巣立ちまで、息子が友人4人の自殺で体
験した喪失感と自責のトラウマを乗り越える過程をフォローしてきました。こ
の秋には、古代シリウス時代のアスペクトをリトリーバルして故郷に帰し、地
球の古代エジプト期から持ち越してきたカルマを手放すきっかけも与えられた
ので、これでようやく彼はどんどん軽くなっていけるかと思いきや、思いがけ
ない揺さぶりがやってきました。しかし、彼は一人ではありません。創造主に
も、アシュターにも見守られています。本人が強く強く乗り越えていくしかあ
りません。そして、私はそんな彼に全身全霊で光を送りながら、祈りながら、
少し離れたところからサポートしていくしかありません。でもね、だからこそ
人間はすばらしいのです。生きることは尊いのです。地球人は偉大なのです。

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目次
◆なるでこセミナー
2019-11-17_18歳7ヶ月の祝祭セッション“再会:時の止まった世界で”.mp3
2019-11-18_プライベート・アシュタール「PTSDへのアドバイス」.mp3
2019-11-20_プライベート・アシュタール「今こそ大きく変わってゆくとき」.
mp3
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15歳の祝祭セッションから始まった息子の愛と哀しみの旅路の記録、その最新
セッションのシェアです。

14歳で立て続けに体験した友人4人の自殺、そのうち3人の現場に居合わせる
という大きなトラウマ、凄惨なフラッシュバック、PTSDを乗り越えるために、
息子は壮絶な努力をしてきました。

もがきながらも、彼は成長し続け、自由を希求し、18歳になった今年の春には、
温かい巣を出て家を離れ、自立の道を選んでいきました。

しかし、一見、明るくがんばってはいるものの、まだまだ心は大きな暗い影に
覆われ、不安定でした。

今年の4月に行った18歳の祝祭セッションで見たものは、3回ともまったく
同じ、音の無い、動きの無い世界でした。花びらが舞い散る桜の木の下で、彼
はただ永遠のときを、1人で無言で立ち尽くしていたのです。

それが、彼の内部の世界、心象風景でした。

それでも、少しずつ変化はありました。

特に、この秋には、アシュタール最新情報No.8-2でお伝えしたように、私が契
約の指輪を持ってアイルランドを訪れ、その土地の力によって指輪のエネルギ
ーを解放し、彼と私の間で交わしていた遙か古代からの契約を終わらせたこと
で、彼のシリウスのアスペクトはリトリーバルされ、故郷に帰ることができま
した。このことは、彼の魂に、とても大きな影響を与えたと思います。自由へ、
飛翔へ!

さらに、9月の祝祭セッションで、ホルスの親友ガーラを通じて古代エジプト
で起こった出来事を知らされたことも、息子に、その当時から持ち越してきた
愛のカルマの存在を教え、それを乗り越えていくためのきっかけを与えたので
した。

そのように、魂レベルでは、息子はこの秋にも大きな転機を経験しました。で
すから、ようやくこれからはもっと波動を軽くしていけるだろうと期待したの
ですが、その矢先にまたもや、大きな揺さぶりが来たのです。

学校にも安定して行き始め、持ち前の勇気で活躍の場を広げつつあったので、
「そろそろ、大丈夫なのかな」と安心し始めた私に、再び思いもかけないこ
とを、彼は告白しました。

「最近、世界が揺らぎ始めた。僕、ちょっと変になってきたんだ」と。

「デジャブ(既視感)をしょっちゅう体験する。しかも、最近ますますひどく
なっていく。また、気がつくと、ところ構わず空間の一部がゆらゆら揺れてい
て、ポータルか何かのように形が崩れる。そこを、いつのまにかとても哀しい
目で見ている自分がいる。アパートの部屋の中には常時3ヶ所、そのような場
所ができていて、そこから何かが入ってきそうな恐怖も感じる。さらに最近、
人の心が読めてしまう。その人が何を言おうとするか、前もってわかってしま
うんだ」と。

本人は「第3の目が開いた」とふざけていましたが、私にとっては冗談どころ
ではなく。

彼には重いPTSDがあるので、向こう側の世界に引っ張られているのではない
か、この先、異世界にどんどん魅入られていくのではないか、そのことが心配
で心配でたまらなくなりました。

急遽、まずは彼に祝祭セッションを行い、そして、ちょうどコンタクトの予定
が入っていたので、じっちゃんとアシュターに、彼に何が起きているのかを質
問したのでした。

今号は、それらの録音のシェアです。(しかしまあ、何というリアルタイム、
OTJの学びの教材でしょう。(~_~;))

息子のセッションの中に現れたのは、美しくも哀しい愛の世界でした。

泣きました。

そんな私に、そしてもちろん息子に、じっちゃんとアシュターがアドバイスを
くれました。

親しい友4人をそれぞれ突然の自殺で喪うというトラウマに、彼は今、どのよ
うに向き合っているのか、そして、今後、どのように乗り越えていけば良いの
か。

このテーマは、息子に限らず人類に普遍的だと思います。

同じように愛する者との別離、とりわけ、突然もぎ取られるように奪い去られ
た者たちへの喪失感に苦しむ人々がもし居られたら。

息子のケースを、少しは参考にしていただけるのではないでしょうか。当事者
の気持ちを理解する上で。また、それに対して、じっちゃんは、アシュターは、
どのような言葉をかけるのかを聞いて。

本人でない限り、PTSDの苦しみは、どうしてあげることもできません、たとえ
どれほど近くに寄り添っていたとしても。私はいく晩、それで泣いたことでし
ょう。

でも、どうあっても、本人自身に強く生き抜いていってもらうしかない。

耐えて耐えて、乗り越えていってもらうしかないのです。

しかし、決して暗いエンディングではありません。

愛も哀しみも含めて、人間の心の豊かさって、驚異的なまでにすばらしい。

生きることは、本当に尊いのです。

地球人に生まれたことを、私はとても誇りに思います。

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narudeko: